Gallow Hill&Mulchaich
1760年代フォーブス家はフェリントッシュ領土内に3箇所の蒸留所を設立し躍進した。6代目のジョンから7代目のアーサーの時代と思われる。ガローヒルはライフィールドから1マイル南東にあり現在は牧場でL字型と二つの四角形をした建物の基礎が残っている。ムハイヒはライフィールドから1マイル東で15代ダンカン氏の妹夫妻の住居があり、近くの野原には規模が大きかったと思える建物の基礎が3箇所ある。残りの1箇所は同じくムハイヒにあり現在は牧場となっている。ここも規模の大きめな建物と思える基礎が残っている。
名声を得て、その名をとどろかせていたフェリントッシュの蒸留所。にもかかわらず閉鎖に至った背景にはどのような理由があったのだろう。Customs Dutyという免税特権の解消だけがその理由なのだろうか。ウィスキーをこよなく愛したスコッランドの国民的詩人ロバート・バーンズもフェリントッシュ蒸留所の閉鎖を哀しんでいる。
度重なる取材にいつも温かく迎えてくれ、通常では辿り着けない場所まで案内をしてくれるダンカン氏に心から感謝の意を表したい。そしてフェリントッシュに素晴らしい友がいることを誇りに思う。友情の証に日本から持っていった花の苗が育ち、フェリントッシュに毎年大きな花を咲かせてくれることを夢見たい。
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